二つのピル

Girl is thinking

日本では日常的な避妊の手段としてコンドームしか利用されていませんが、実は女性が服用するピルはコンドームよりもはるかに高い避妊率を誇ります。
女性が服用する避妊用のピルには二種類のものがあり、どちらもかなり高性能の避妊薬になっています。望まない妊娠を避けたい方は積極的に利用するのがオススメです。
二種類のピルのうち、日本でも有名なものがアフターピルです。アイピルなどがこれに当たります。アフターピルはその名の通り、行為が終わった後に服用することで避妊効果を発揮するものです。
女性の体は、一定の周期に基づいて妊娠の準備を整えます。アフターピルは服用時の体の状態に合わせて効果的な避妊を行ってくれます。
排卵を遅らせることで受精卵ができるのを阻害したり、着床しやすいように厚くなった子宮内膜を薄くする(=生理を起こす)ことによって一時的に妊娠ができないようにします。
精子や卵子を殺すのではなく、ホルモンのバランスを調整することで妊娠が起こらなくするものなので、効果的かつ安全に避妊が行えます。

もう一つのピルは低用量ピルというもので、継続して服用することによって妊娠しにくい体を作るというものです。
これは事前に服用しておかなければ意味がないのですが、正しい方法で服用を行っている場合は卵巣が休眠状態になるので、妊娠の確率は限りなくゼロに近くなります。
現行のあらゆる避妊方法の中でも最も避妊成功率が高いといえるでしょう。
低用量ピルもアフターピルも、どちらも産婦人科で処方してもらうことが可能です。ピルとだけ伝えてもどちらのピルかわからないので、しっかりアフターピルと低用量ピルの違いを理解しておきましょう。
どちらのピルも、海外では一般的に利用されているにもかかわらず、日本ではあまり浸透していません。中絶数を少しでも減らすためにも、様々な避妊方法を知っておき、可能な限り利用してみましょう。